認知症の種類と原因などについて

あまり知られていないことかもしれませんが認知症にはいくつかの種類があります。そしてそれぞれ原因や症状の出方に違いがあります。まずはアルツハイマー型です。これはアミロイドタンパクと言う、特殊なタンパク質が脳に蓄積され脳の神経細胞が死滅してしまうことで発症するタイプです。もっとも患者が多いタイプだと言われており、また男性よりも女性の方が患者数としては多いとも言われているのが特徴です。次いで多い種類として挙げられるのがレビー小体型です。これも特殊なタンパク質が脳に蓄積してしまうことが原因です。こちらは女性よりも男性が多いのが特徴で、やく2倍の開きがあると言われています。物忘れよりも幻覚、幻視を訴えることが多いのが特徴で、パーキンソン病のような全身の震えや体のバランスを取るのが難しくなるなどの症状も出やすいです。脳血管疾患型は、脳卒中や脳梗塞などの脳血管への疾患を原因とする認知症です。それらの病気を発症すると、脳への酸素や栄養の供給が滞ってしまうため、それにより脳機能にダメージが発生してしまうと言う具合です。ダメージを負った脳の部分によって、またそのダメージの大きさによって症状に差が出てくるのが特徴です。そして前頭側頭型です。これは倫理観や感情を司る脳の前頭葉や側頭葉が委縮してしまうことで発症するタイプです。そのため物忘れは勿論ですが、反社会的な言動をとったり、性格が豹変すると言った症状が出てくることも多いとされています。それぞれの種類に応じて、適切な対応や適切な薬は異なってきます。ですから認知症だとひとくくりにしてしまわず、医療機関を受診し、どのタイプなのかを見極めてもらうことはとても大切です。